脂肪吸引は切開位置と傷跡管理が重要

屋内外でのマスク着用義務が解除され、今夏休暇を控えた人々が本格的な体型管理に乗り出している。久しぶりに休暇先での余裕を楽しみ、幸せな時間を過ごすための準備だ。休暇シーズンを控えて、脂肪吸引の手術に関する問い合わせも増加している。 脂肪吸引は体内の皮下脂肪を除去する手術で、特定部位の脂肪を吸引することでボディーラインの改善が期待できる。

しかし、手術後の傷跡に対する心配を抱える人も多い。 脂肪吸引は皮膚に小さな切開をし、カニューレを使用して皮下脂肪を体外に取り出すため、切開による傷跡も考慮しなければならないからだ。できる限り最小切開で手術ができれば良いが、切開位置と切開数は医療スタッフの手術方法や部位、範囲によって異なるため、手術前のカウンセリングを通じてどの部位にどれくらいの大きさの切開をするのか、詳しく確認しなければならない。

傷跡は個人差があるが大体術後3~6ヶ月である程度回復して 、6ヶ月が経過すると薄くなり最終的には目立たなくなる。 そのため術後の管理が重要であり、手術後にシャワーを浴びる際は防水絆創膏を付けたり、傷跡クリームや日焼け止めは小まめに塗ることが推奨される。さらには、色素沈着が生じやすい体質なのか、ケロイド体質なのかなど体質的要因についても事前に医療スタッフが知っておくことで、より確実な管理が可能だ。

レアート整形外科のソ·ヨンスン院長は「脂肪吸引後の傷跡が心配なら、最小切開で可能な限り見えない場所や隠しやすい場所に切開をした方が良いので、経験とノウハウを備えた医療スタッフに相談して受けた方が良い。 また、手術の全過程を直接管理するシステムを備えた病院なのかも確認し、手術後の傷跡管理ソリューションまで提供してもらわなければならない。」と助言した。