ライン改善のための骨盤ライン脂肪移植、手術時の注意事項は?
2023-09-21
女性の美しい身体つきは表面的に見えるシルエット、別名Sラインと呼ばれます。
このラインの特徴はグラマラスな胸とくびれた腰から続く骨盤ラインです。
東洋人は一般的に骨盤が小さく、ヒップのボリュームが足りない場合が多いため、ラインの変化を望むなら該当部位のライン整理が必要です。
しかし骨盤の場合、生まれつき持つ骨盤の大きさによって、ラインが決まるので運動をしてもなかなか希望通りのボリュームをつけるのは難しいのが現状です。そのため骨盤ラインの脂肪移植を検討する方が増えています。
骨盤の大きさが先天的に小さいだけでなく骨盤から大腿骨につながる部位が凹んで見えるヒップディプスという現象だったり、太ももの両横に飛び出る脂肪のせいで脚のつけ根が実際より低く見えて、身体の比率がアンバランスに見えることもあります。
このような場合凹んでデコボコに見える骨盤部位に脂肪移植をすることで自然と脚が長く見える効果が期待できます。
骨盤ラインの脂肪移植は単独での手術も可能ですが、腹部の脂肪吸引を一緒に行うことで、腰回りの脂肪を整えて太ももまでつながるラインも改善する相乗効果を得ることができます。
ラブハンドルと太ももの外側の脂肪、内側の脂肪を吸引して該当部位の体積を減らし、骨盤部位にボリューム感を与えることでくびれた腰、ボリュームのあるヒップ、スリムで真っ直ぐな脚のラインを作ることができます。
理想的な腰とお尻の割合である2:3、ウエスト24インチとヒップ36インチに合わせて手術を行う場合、不要な脂肪は除去しながらボリュームが必要な部位は脂肪移植で満たすことで滑らかなボディラインを作ることができます。
脂肪移植手術でデザインと同じくらい重要なのは移植した脂肪がしっかり定着し、それが長い間維持される定着率です。
この定着率を高めるために、必要に応じてPRP脂肪移植という方法が使われます。
ただ副作用や炎症反応が生じる可能性は排除できないため、臨床経験が豊富な熟練したスタッフとカウンセリングを行った上で判断しなければなりません。
レアート整形外科のムン・ソンジュン院長は「骨盤ラインの脂肪移植は入念なカウンセリングで患者様のボディラインを詳しく分析し、1人1人がそれぞれ異なる体型だという点を考慮して1:!のデザイン後にオーダーメイド手術を行わなければいけない」とし「豊富な手術臨床経験と美的感覚を備えた医療人に手術を任せることが重要だ」と助言しました。