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脂肪吸引の傷跡とケロイド体質
2024-03-07
脂肪吸引は過度に脂肪が溜まった部位の皮膚に最小の切開を行い、カニューレを挿入し振動と反復的な動きを通じて、脂肪細胞を吸引し体外に排出する手術です。
脂肪吸引において切開は必須の要素となり、これにより傷跡が残ることになります。
皮膚のタイプによっては色素沈着やケロイドの傷跡が残り、傷跡治療が必要となります。
そのため脂肪吸引の際吸引量やデザインと同じくらい重要なのが、個人の皮膚タイプに合わせ安全に手術を行う医療スタッフに手術を任せることです。
こちらの患者様もケロイド体質なため傷跡の心配をしていましたが、術後ケアや経過チェックを通して良い結果を得ることができました。
【患者様情報】
年齢 : 30代中盤
職業 : 会社員
身長 : 158cm
体重 : 70kg
bmi : 28
※同じようなスペックをお持ちでも手術の結果には個人差が生じる場合があります
こちらの患者様はコロナ以降、急激に増えた体重によりガタイが大きく見えるようになり改善をご希望されていました。
[二の腕の脂肪吸引、手術前カウンセリング]
カウンセリングを行った結果
1. 上半身全体的に脂肪量が多い体型
2. アクセサリー部位の副乳・脇・後ろ脇・ブララインにも脂肪が多い
3. ただ皮膚の弾力が低く副乳には手術後シワができる可能性があり
4. ご本人も気にされているようにケロイド体質が懸念される
ということが分かったため、患者様には次のような手術プランをご提案しました。
1. 二の腕の脂肪吸引+アクセサリー部位の吸引で、最大限華奢に見えるよう目標とする
2. 切開部位を最小化しスリムな二の腕のラインを作る
[手術前▶2週間後の経過]
[手術前▶2週間後の経過]
[手術前▶2週間後の経過]
[手術前▶3カ月後の経過]
[手術前▶3カ月後の経過]
[手術前▶3カ月後の経過]
【手術部位及び吸引量】
手術部位 : 二の腕・ブラライン・副乳・脇
吸引量 : 4700cc
手術後は上半身のボリュームが改善され二の腕のラインが華奢になり、副乳や脇も追加で吸引を行うことでバランスの良いスリムな身体に変化することができました。
手術2週間後の写真からわかるように、ケロイド体質のため手術部位が赤くなり傷跡が目立つ状態であることが確認できます。
個人差はありますがこの傷跡は、通常数カ月時間をかけて自然に回復していきます。
こちらの患者様は傷跡や色素沈着を軽減するために傷跡クリームだけでなく、レーザートーニングなどの管理をしっかり受けていただくようご案内しました。
地道なケアを行っていただければ6カ月後には傷跡もだいぶ良くなっていることが予想されます。
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